無題、愛と寂寞を込めて
ペンミや年末のいろいろにむけてワクワクしている今、ふと去年の方向へ振り返ってみるとどうしようもないくらいの不安で真っ暗の中ただただ彼らを愛しているわたしたちがいた。まだ11月だというのにまるで韓国の真冬の日みたいに世間どもは彼らとわたしたちにひどく冷たく、その氷の檻の中で、信じてる、と、でもどうして、が揉みくちゃになりながらボコボコに殴り合っていた。どちらも泣いていた。
スピーカーで雑言を吐き散らす車、悪意を持ったテレビ局、何年か前に着ていたTシャツ、飛ばなくなった鳥と大量のポストイット、ドームの中の落ち着かない空気、あのとき心から『答えなんてなくていい、すべては君の笑顔の中にある』と歌ったこと。
忘れたくて、ずっと覚えている。
もう傷は痛まないけど、傷痕だけはたしかに残っているみたいに。
もちろん一年の間に、違う傷もたくさんついて、満身創痍の中、痛みすらも愛しながらこちとらオタクとリアコをしておりますけども、あんなこと、あんな想い、あんな傷、二度と誰も
したくない(させないで、)
Close the door now
その扉を閉めて
When I'm with you I'm in utopia
君と一緒ならどこだってユートピア
彼らがだいすき。
2019.11.13 mayo